
ブルペンで力投する山岡泰輔(カメラ・岩下 翔太)
オリックスの山岡泰輔投手(24)が12日、ブルペン投球を行った。この日は、侍ジャパンの稲葉篤紀監督(47)が視察に訪問。ブルペンのネット越しに見守る前で、直球だけでなくカットボール、スライダー、シュート、フォークと変化球を交えて今キャンプ最多の72球を投げ込んだ。
山岡は「良かったですよ。昨日、(コーチの)小松さんと立ち投げした時の指の感覚が良かったので、それを覚えさせるために投げたいなと。指のかかり具合が良かったです。この時期に意識しているインコースが良かったし、シュートもいい感じでした。(稲葉監督からは)ケガなく、ということを言われました。シーズンにいい形で入っていければ、そこ(オリンピック出場)にもつながると思います。もちろん、出たいと思っていますし。シーズンの成績がアピールになると思うので、ケガなくやっていきたいです」と意気込みを新たにした様子。今後は次の第4クールの17日に、今キャンプで初めて打者を相手にするシート打撃に登板予定。開幕に向けてさらに状態を上げていき、シーズンでの活躍、そして侍選出を狙う。