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チェルシー、逆転&GKケパのPK阻止実らず…バレンシアが“クロス弾”でドローに

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チェルシー、逆転&GKケパのPK阻止実らず…バレンシアが“クロス弾”でドローに

バレンシアとチェルシーの対戦はドローで終了 [写真]=Getty Images

チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第5節が27日に行われ、バレンシアとチェルシーが対戦した。

勝ち点7でアヤックス、チェルシー、バレンシアが並ぶグループH。今節はバレンシアがホームにチェルシーを迎えての直接対決となった。

試合は前半の終盤に動いた。バレンシアは40分、ロドリゴが右サイドからクロスを送ると、ゴール前へ走り込んだカルロス・ソレールが右足で合わせて先制。だが、チェルシーも直後の41分、ペナルティエリア前でこぼれ球を拾ったマテオ・コヴァチッチが素早く右足を振り抜き、ゴール左隅に沈めて同点に追いついた。

チェルシーは前半終了間際に負傷したタミー・アブラハムが交代を余儀なくされて、後半から代わりにミシー・バチュアイが送り出された。50分、エンゴロ・カンテのクロスにクル・ズマが頭で合わせると、ゴール前のクリスティアン・プリシッチが左足で押し込む。プリシッチのオフサイドが疑われたが、VARの結果、得点が認められて、チェルシーが逆転に成功した。

バレンシアは63分、ホセ・ルイス・ガヤがエリア内でジョルジーニョに倒されてPKを獲得。ダニエル・パレホがゴール左を狙ったが、GKケパ・アリサバラガにセーブされて絶好のチャンスを逃した。それでも82分、中央のパレホが右サイドへ展開すると、ダニエル・ヴァスがダイレクトでクロス。これがそのままGKの頭上を越え、左ポストを叩いてゴールに吸い込まれた。

試合は同点のままタイムアップ。チェルシーとバレンシアが勝ち点1を分け合い、突破は最終節に持ち越しとなった。

次節は12月10日に行われ、バレンシアはアウェイでアヤックスと、チェルシーはホームでリールと対戦する。

【スコア】
バレンシア 2-2 チェルシー

【得点者】
1-0 40分 カルロス・ソレール(バレンシア)
1-1 41分 マテオ・コヴァチッチ(チェルシー)
1-2 50分 クリスティアン・プリシッチ(チェルシー)
2-2 82分 ダニエル・ヴァス(バレンシア)