【朝日杯FS】ラウダシオン、ムード最高潮!

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ラウダシオンはルメール騎手を背に、リラックスした走りをみせた

 朝日杯フューチュリティステークスの追い切りが12日、栗東トレセンで行われ、ラウダシオンがCWコースでラスト1ハロン11秒9と軽快な走りを披露。鞍上のルメールもデキの良さに太鼓判を押した。2連勝でGIタイトルを奪取しても、不思議ではないムードが漂う。

 気温9度と前日より和らいだ寒さのなか、ラウダシオンが滑らかな脚取りでCWコースを駆けていった。上々の気配に、鞍上のルメール騎手も満足げにうなずいた。

 「すごくいいですね。コンディションが良さそうです。(仕掛けたのは)ちょっとだけ。反応が良かったです」

 重心の高さはなく、脚さばきに重苦しさもない。気負いのない走りで、フラつくことなく最後まで真っすぐに動いた。6ハロン80秒9-11秒9と、上々の時計を馬なりで叩き出した。

 陣営のテーマは、前のめりになってしまう走りの改善。中間はバランスが良くなるように意識しながら調整が施されてきただけに、「グッドフィーリング」という鞍上の言葉が矯正の成果を物語っている。目標の舞台に向けてムードは最高潮。「強い追い切りはもういらない」と、納得の仕上がりに胸を張った。

 前走のもみじSは、不良馬場をものともせず完勝。上がり最速の末脚を駆使し、「楽勝でした。ラスト150メートルくらいからがいい感じだった」と名手も高く評価する内容だった。今回は1ハロンの距離延長となるが、斉藤崇調教師は「長く脚を使えるタイプ。思っていた以上に馬が良くなっていますし、(初の)1600メートルは問題ないでしょう。ジョッキーも続けて乗ってくれるので」と人馬に信頼を置いている。

 ルメール騎手は、朝日杯FSでは2008年の2着(フィフスペトル)が最高で、ここ2年は連続3着(17年タワーオブロンドン、18年グランアレグリア)。手が届かなかったタイトルに、「すごいメンバーですが、この馬も能力はある。前走のときに『まだ良くなる』と思った馬ですし、(今回も)乗りたかったから」と意気込んだ。

 阪神は新馬戦で経験済み。しまいの鋭い新種牡馬リアルインパクト産駒が、2歳王座を視界にとらえた。 (宇恵英志)