オーレ・グンナー・スールシャールは、マンチェスター・ユナイテッドが依然として世界最大で、世界最高のクラブだと主張した。

マンチェスター・U、今季ベスト＆ワースト3選手は？ 躍動する未来の主将と“特別待遇”を活かせないMF

今シーズン、序盤は低迷してなかなか勝ち点を伸ばせない状況が続いたマンチェスター・Uだが、4日のトッテナム戦、7日のマンチェスター・シティ戦と連勝。勝ち点を24まで伸ばし、4位チェルシーと5ポイント差の5位にまで浮上する。

2シーズンぶりのトップ4、チャンピオンズリーグ出場権獲得を目指すマンチェスター・Uは、シーズン後半に向けて来年1月の移籍市場で新戦力の確保に動くことが予想される。中でも、ザルツブルクのアーリング・ブラウト・ハーランドやドルトムントのジェイドン・サンチョがメインターゲットと考えられている。

12日のヨーロッパリーグAZ戦前の会見に臨んだスールシャール監督は、来冬の補強について問われ「多くの選手たちがこのクラブでプレーすることを望むと私は確信している」と話し、全盛期と比較すると成績面での落ち込みはあるものの、マンチェスター・Uというブランド力は健在だと主張した。

「そんなに多くのエージェントと話をしているわけではない。ただ、マンチェスター・ユナイテッドは世界最大で、世界最高のクラブだ。本当に多くの選手たちがマンチェスター・ユナイテッド再建の一部としてプレーしたいと考えているはずだ。我々もファンと選手たちが楽しめるスタイルのフットボールを目指している」

また、同指揮官はチームに一貫性を求めた。「トロフィーを目指すなら、フットボールにおいて一貫性は不可欠だ。この若いチームは、どのような状況でも安定したパフォーマンスを出す方法を学ぶ必要がある。今年に入ってから十分ではない試合がいくつもあったが、これは成長曲線だ。困難を乗り越えてきたから、数年後には成長していると期待している」とコメントを残している。