

FIA国際自動車連盟は、12月10日にインターナショナル・スポーティングコードの付則L項をホームページ上に掲載した。このなかでは、F1をドライブするために必要なスーパーライセンスポイントの各シリーズにおけるポイント一覧が記載されている。2020年から日本でスタートするふたつのシリーズについても記載がある。
F1に参戦するドライバーにはスーパーライセンス取得が義務付けられており、このライセンス取得には定められた条件をクリアする必要がある。
具体的には18歳以上であること、過去2年以上、ジュニアシングルシーターに参戦したこと、運転免許を持っていること、F1のスポーツレギュレーションに関するテストにパスするこ等がある。また、各カテゴリーのランキングに応じて与えられるスーパーライセンスポイントを過去3年間に40点以上獲得することなどだ。
各シリーズで得られる得点は下記のとおりで、これに加えグランプリウイークのフリー走行参加、またF3ワールドカップのウイナーには、5ポイントが加えられる。日本のレースでは、スーパーGT GT500クラスや全日本スーパーフォーミュラ選手権のポイントは2019年から変わっていない。
一方、2020年から全日本F3選手権に代わって誕生する全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権、フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップにもポイントが付与されることが明記された。フォーミュラ・リージョナル・ジャパンの方がポイントとしては高いのが特徴的だろう。
各シリーズのポイントは下記のとおり。
/1st/2nd/3rd/4th/5th/6th/7th/8th/9th/10th
FIA フォーミュラ2/40/40/40/30/20/10/8/6/4/3
インディカー/40/30/20/10/8/6/4/3/2/1
FIA フォーミュラ3/30/25/20/15/12/9/7/5/3/2
FIA フォーミュラE/30/25/20/10/8/6/4/3/2/1
FIA WEC(LMP1)/30/24/20/16/12/10/8/6/4/2
Fリージョナル・ヨーロッパ/25/20/15/10/7/5/3/2/1/0
スーパーフォーミュラ/25/20/15/10/7/5/3/2/1/0
FIA WEC(LMP2)/20/16/12/10/8/6/4/2/0/0
DTM/20/16/12/10/7/5/3/2/1/0
スーパーGT/20/16/12/10/7/5/3/2/1/0
F3リージョナル・アジア/18/14/12/10/6/4/3/2/1/0
F3リージョナル・アメリカ/18/14/12/10/6/4/3/2/1/0
F3リージョナル・ジャパン/18/14/12/10/6/4/3/2/1/0
IMSA プロトタイプ/18/14/10/8/6/4/2/1/0/0
FIA WTCR/15/12/10/7/5/3/2/1/0/0
インターナショナルスポーツカー/15/12/10/7/5/3/2/1/0/0
NASCAR カップ/15/12/10/7/5/3/2/1/0/0
インディライツ/15/12/10/7/5/3/2/1/0/0
Wシリーズ/15/12/10/7/5/3/2/1/0/0
Fルノー・ユーロカップ/15/12/10/7/5/3/2/1/0/0
ユーロフォーミュラ・オープン/15/12/10/7/5/3/2/1/0/0
スーパーフォーミュラ・ライツ/15/12/10/7/5/3/2/1/0/0
ナショナルFIA F4/12/10/7/5/3/2/1/0/0/0
AsLMS/ELMS プロトタイプ/10/8/6/4/2/0/0/0/0/0
FIA WEC(LMGTEプロ)/10/8/6/4/2/0/0/0/0/0
FIA WEC(LMGTEアマ)/10/8/6/4/2/0/0/0/0/0
IMSA GT-LM/10/8/6/4/2/0/0/0/0/0
アジアン・ウインターシリーズ/10/7/5/3/1/0/0/0/0/0
地域F3/10/7/5/3/1/0/0/0/0/0
インディ・プロ2000/10/7/5/3/1/0/0/0/0/0
NASCAR ナショナル/10/7/5/3/1/0/0/0/0/0
トヨタ・レーシングシリーズ/10/7/5/3/1/0/0/0/0/0
インターナショナルGT3シリーズ/6/4/2/0/0/0/0/0/0/0
FIAカート世界選手権シニア/4/3/2/1/0/0/0/0/0/0
FIAカート大陸選手権シニア/3/2/1/0/0/0/0/0/0/0
FIAカート世界選手権ジュニア/3/2/1/0/0/0/0/0/0/0
FIAカート大陸選手権ジュニア/2/1/0/0/0/0/0/0/0/0
[オートスポーツweb ]