【大学バスケ】天理大学 川真田紘也 無限の可能性で目紛しい成長を見せるビッグマン

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「もったいなかったというよりも、こんな試合ではダメだ。勝ち切らんかったら、もっと上にもいけない」

もっと力があれば──

惜しかった……いや、土壇場で逆転シュートを決めた早稲田大学が素晴らしかった。1年生の神田雅仁(浜松開誠館高校)が初の大舞台で、大仕事をやってのけた。2点を追いかけるラストプレーは左45度、仲間たちが立ち上がるベンチ前から放った3Pシューターが、ブザーと同時にネットに吸い込まれていった。78-77。コートになだれ込んで歓喜の輪を作る早稲田大学の横で、惜しくも勝利を逃した天理大学はコートに倒れ込んだ。

3年ぶりに第71回全日本大学バスケットボール選手権大会(以下インカレ)に出場した天理大学であり、3年生の川真田紘也(徳島城南高校)にとってもこれが初舞台であった。2mの長身を誇る川真田は「自分の力不足のために、後輩(ディアラ・イソフ/1年:福岡第一高校)に任せてしまったのが、情けないところだと思っています。自分にもっと力があれば、もっと活躍してこの試合も勝っていました」と後悔の念に駆られる。

ほぼ勝利を手中に収めていただけに「もったいなかったというよりも、こんな試合ではダメだ。勝ち切らんかったら、もっと上にもいけない」と試合後、選手同士で反省し合う。早稲田大学と比較し、「やっぱり関東の選手の方が力も強いですし、シュート力もあったから最後に逆転シュートを決められてしまいました。あとは気持ちの面も含めて、天理の方が弱かったと思います。基礎的なことから応用的な部分も含め、全部の力をつけて、またここに挑戦したいです」という悔しさとともに、インカレでの戦い方を学ぶ機会となった。