

侍ジャパンの脅威に? 福良GM「少しでもおかしなところがあったら考える」
MLB通算282本塁打を誇るオリックスの新助っ人、アダム・ジョーンズ外野手が、“東京五輪手形”を得た。福良淳一GMが10日(日本時間11日)、米カリフォルニア州サンディエゴで報道陣の取材に対応。この日、球団が獲得を発表したジョーンズが20年東京五輪に米国代表として出場する可能性について、「(オリックスの)日本人選手と同じです。ジョーンズには『体が問題なかったら大丈夫だよ。もし少しでもおかしなところがあったら考える』と言いました」と明かした。
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34歳のジョーンズは13、17年のWBCに参加。17年大会では米国の初優勝に貢献し、東京五輪でも米国代表としての出場が期待される。福良GMは「(ジョーンズは)『ありがとう』と言ってました。出たいかどうかより、『米国が五輪に出るのが先だ』とも言ってましたけどね。(オリックスで)とにかく成功してほしいですね。それだけです」と話した。
米国は11月の「第2回 WBSC プレミア12」で3位決定戦でメキシコに敗れ、東京五輪の出場権獲得は持ち越しに。来年3月に米アリゾナ州で行われるアメリカ大陸予選に回ることとなった。それでも、米国が五輪出場を決めれば、金メダル奪取を目指す侍ジャパンの脅威となりそうだ。