

[ロンドン 12日 ロイター] – 男子テニスの年間成績上位8選手で争われる今季最終戦、ATPツアー・ファイナルは12日、ロンドンでシングルス1次リーグB組の試合を行い、世界ランキング3位のロジャー・フェデラー(スイス)は同8位のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を7─6、6─3で下し、1勝1敗とした。
今回でATPファイナルは17回目の出場となるフェデラー。初戦で世界5位のドミニク・ティエム(オーストリア)に敗れていたが、この勝利でキャリア2回目となる1次リーグ敗退は一旦回避した。ただ、次戦では世界2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
フェデラーはことしのウィンブルドン選手権決勝でジョコビッチに敗れている。「彼ともう戦いたくないとは思わなかった。むしろ、再び対戦することができてうれしいし、それが彼にリベンジするチャンスか何かになるかもしれない」と述べ、「個人的には木曜(14日)にノバクとプレーするのが楽しみだ」と続けた。
もう1試合では、ジョコビッチがティエムに7─6、3─6、6─7で敗れた。ジョコビッチは1勝1敗、ティエムは2連勝。