
11月9日の京都5R・2歳新馬(芝1600メートル、13頭立て)は、1番人気のイプシランテ(牡、栗東・武幸四郎厩舎、父リアルインパクト)が逃げ切ってデビュー勝ちを決めた。勝ち時計は1分36秒7。
内めの枠からスタートを決めてハナに立ち、ゴール前では2番人気のワールドウインズ(武豊騎手、2着)の追撃を3/4馬身差でしのいだ。4Rのシルヴェリオに続いて2連勝となったオイシン・マーフィー騎手は「厩舎の方でうまく仕上げてくれました。ゲートがスムーズ。大きい馬(514キロ)で、時間をかけて鍛えてくれたらと思います。距離が延びて良さそう。どう成長するか楽しみです」と期待していた。
管理する武幸調教師は「時間をかけてと思っていたけど、初戦から最高の結果を出してくれた。素直な馬でスタートも出てくれた。もっと良くなると思う」と成長を見込んでいた。
3着には2番手から粘った5番人気のシェノン(岩田康誠騎手)が続いた。